キャリアモデル 総合職の先輩のキャリア

かんぽ生命

経営企画部
2006年入社

平野 朋子

Tomoko Hirano

2006年に日本郵政公社に入社、翌年からはかんぽ生命に所属する。
本社と支店での営業担当を経て、現在は経営企画部で管理職を務める。
「いつでもそばにいる。どこにいても支える。すべての人生を、守り続けたい。」という経営理念の策定にも携わった。

若手として支えた
民営化に伴う
スタートダッシュ

民営・分社化の際にかんぽ生命を選んだ平野が最初に配属されたのは営業部門。今のかんぽ生命のベースともいえる、さまざまな施策の企画と運営に携わる充実した若手時代を送った。

“Face to Face” にこだわり挑んだ
「契約者フォローアップ活動」

民営化する郵便局の将来に可能性を感じて日本郵政公社に入社し、民営化プロジェクトの仕事に携わった平野。2007年の分社化に当たっては5社から配属先を選べたというが、迷いながらもかんぽ生命に決めた。お客さまの人生に寄り添う生命保険事業に魅力を感じたからだ。
かんぽ生命では営業企画を担当し、営業施策の企画と運営の両方に携わり「法人受託業務の開始準備」「広域/エリアインストラクター制度の設計」「契約者フォローアップ活動の企画及び運営」などに参画した。印象的だったと振り返るのは、2010年から実施された契約者フォローアップ活動だという。
「生命保険という商品は契約期間が長く、ご加入後の疑問や不安の解消、手続に関するアフターフォローがとても大切です。そこで当社の強みである“Face to Face”での安心をお届けしたいと考え、契約者のもとへ計画的に訪問し、保険の保障内容や請求いただける保険金がないかをご確認いただくとともに、手続や新しいサービスをご案内する活動を立ち上げたんです」
しかし、その実現のためには、全国の社員の日々の営業活動にこの活動を新しく組み込む必要があり、たくさんの工夫が必要だった。
「活動の意義を伝えることはもちろん、営業活動のフローを見直し、わかりやすくご案内するためのツール、お客さま情報や活動状況を的確に把握できるシステムなど、社員が『これならやってみよう』と思える仕組みづくりにはとても苦労しました」

最後に助けられたのは郵便局や支店の社員たちの底力

平野たちが大切にしたことは「たくさんの人の意見を聴くこと」「さまざまな立場に立って考えること」「粘り強く働きかけ、あきらめないこと」だった。郵便局や営業経験のある社員、業務を委託していたシステムベンダーの担当者、社内各部署の専門家と知恵を出し合ってさまざまなシミュレーションを行った。
「どれだけ準備をしても、実際に活動を始めてみたら、『ここがわからない』『こうだったらいいのに』という問い合わせや意見がたくさん寄せられました。反省点もたくさんありましたが、最終的には現場の社員たちの前向きな姿勢に救われて成立したように思います。皆さんからはたくさんのことを教えられ、たくさんのアイデアをもらいました」
こうであってほしいという願いを、企画という形にして実現させることに挑むことは、この上ないやりがいを与えてくれた。
「次はもっと便利でわかりやすく、たくさん活用してもらえるようにしようと意気込んで、頭はそれでいっぱいでした。通勤電車内や休日でもアイデアが浮かんでくることがよくありましたね。逆に大きな課題、盲点に気がついて青ざめたりも——」
こうした経験を通じ、仕事をしていく上での視野は広がり、スキルもアップした。徹底的に考えて実践する厳しさとやりがいを知り、取り組みに協力してくれる社員など周囲の方々へ心からの感謝を抱く機会になったと平野は振り返る。

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支店と秘書部での新たな経験

かんぽ生命の総合職社員は、多くが支店勤務を経験する。入社7年目を迎えていた平野も熊本支店に配属された。
その後本社に戻り、秘書部での業務を経験。マネジメントにも取り組んだ。

温かく迎えられ、
たくさんの思いに触れた熊本支店時代

本社での営業企画の仕事は4年に及んだ。その後、平野は支店の仕事を経験する。配属先は熊本。熊本支店のパートナー営業部(現パートナー部)で、県内でも比較的大きな郵便局の支援に携わった。熊本市以外にも、天草や阿蘇といったところまで、県内各地の郵便局と仕事をする機会を得たという。当初は受け入れてもらえるか不安があったというが、それは杞憂に終わった。
「熊本支店ではいろいろなことを教えてもらいました。本社からきた私に、熊本だからこそできる経験をたくさん積ませてあげたいと気にかけていただいたのだと思います。お客さまや仕事に対する社員の思いにも触れ、胸が熱くなる体験を何度もしました。その都度皆さんの使命感の強さと仕事への情熱に背筋が伸びる思いがしました」
思いを共有できる最前線の社員たちとのつながりができたことは、平野にとって大きな心の支えになった。「日本郵政グループの社員一人ひとりの努力、日々の真摯な対応の積み重ねによって使命は達成できるのだ」と、思いを新たにする貴重な出会いをもたらしてくれた熊本は、離れがたい場所となったが、平野は1年で本社に戻ることとなった。

社長秘書を務めるという貴重な機会
部下のマネジメントにも取り組む

本社へ戻り、次なる配属先は秘書部。秘書部長とともに社長秘書を担当した。課長代理としてチームのマネジメントを担う立場でもあったという。
「各部から社長に入るアポイントに対し優先順位を付けて整理し、社長ができるだけストレスなく意思決定を行える環境をつくることも秘書部の仕事。チームワークも重要で、役員の動向を共有し、より良い対応につなげたり、個々の適性に合わせて仕事を割り振ったりすることにも注力しました。そうしたマネジメントにもある程度時間を割いていて、秘書業務が6割、チームのマネジメントが4割くらいで取り組んでいたように思います」
この頃から増えていった部下たちとのコミュニケーションについても、平野は前向きに臨んできた。
「自分にはない発想に出会えたりするので“なるほど”と思わされることも多いですから。自分の若手時代を振り返ると、やりたいと思った仕事をやらせてもらえたことは本当に嬉しかった。なので、同じような経験をしてもらえるように、まずは『やりたい』という思いを口にできる職場づくりを心がけています。あとはいろいろな場に同席してもらい、社内外の方との交流に巻き込んで多様な考え方に触れる機会を提供することも意識していますね」

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出会ってきたすべての人たちを思いながら、経営企画に携わる

10年目の節目を迎えた平野は、会社の将来を決めていく重責を担う経営企画部に配属された。
経営計画の策定と進捗管理を通して、かんぽ生命という“船”の安全な航海のために尽くしている。

経験をフル活用しても
歯が立たないことも——経営企画部の仕事

2015年、平野は経営企画部へ配属される。
「経営計画に関わる業務は、関係しないことはないといえるほど領域が広く、さまざまな知識が求められます。秘書部で社長秘書として経営陣の動きや意思決定のプロセス、ダイナミズムの一端に触れる経験をしてきましたが、これらの経験を集約してフル活用しても、歯が立たないことが多くあります」
ただ、魅力も強く感じている。お客さまからの支持を獲得し、持続的な成長を成し遂げて社会の発展に貢献していくために、限りある経営資源をどのように配分し活用していくべきか。その戦略を立案する仕事は、責任の重さと同じ分のやりがいを与えてくれるという。平野が担当するのは、経営計画の策定とその進捗管理で、2018年度からの中期経営計画の立案にも携わった。
「この計画は、経営陣をはじめ、各領域のエキスパートとともに外部環境・内部環境を分析し、将来への展望を議論してつくりあげました。現在はその実行フェーズなので、この中期経営計画に掲げた目標を着実に達成するために、年度経営計画にブレークダウンして経営状況をモニタリングしつつ、関係部署と協力して手立てを講じています」

平野朋子の現在

経営理念に込めた思いが、
届いてほしい人々に届いた

経営理念の改定に携わった貴重な機会が印象に残っているという。
「2016年、株式上場、簡易生命保険誕生100周年という大きな節目を迎え、経営理念を改定することになり、専門家を交えながら、経営陣を中心に検討を進めました。これまで培ってきた『信頼』『安心』というかけがえのない財産を誇りにし、未来に向かって、お客さまの一番近くで人生を支え続けていくという当社の使命や存在意義を表しながらも、社員に寄り添い、その背中を押すことができる経営理念を目指しました」
そのときに平野が思い浮かんだのは、これまで一緒に働いてきた人たちの顔だった。とりわけ熊本支店での勤務で交流を深めた人々に、どういう言葉なら心に響くだろうかと必死に考えた。

「いつでもそばにいる。どこにいても支える。すべての人生を、守り続けたい。」

——新たに掲げられた経営理念。その一端には平野のそんな思いも織り込まれた。後日、熊本でお世話になった方々からは感謝の声が届いたという。経営企画という本社の中枢と現場が、思いを込めた言葉によってつながった瞬間であった。
「改定に携わった一人として、経営理念に込めた思いが届き、力に変わっていることが実感できた。私にとって宝物のような体験です」

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