キャリアモデル 地域基幹職、エリア基幹職、業務職・営業職、一般職の先輩のキャリア

「ゆうちょ銀行だから、実現できた!」そう言って喜んでいただけるアウトプットを、生み出し続けたい。

ローンサービス部2010年入社

金原 健太郎Kentaro Kanehara

現在、ゆうちょ銀行の支店でローン業務の最前線に立つ金原は、マイホームを望む人たちの夢を実現するために、東奔西走の日々を送っている。ここでは、彼の入社以来の足跡を辿りながら、どのような問題意識をもち、どんな過程で銀行マンとしての成長を遂げてきたのか。またさらに何処に向かおうとしているのかを、紹介していきたい。
当初、メーカーを志望していた金原は、郵便局に勤務していた母親の影響もあり、改めて日本郵政グループについて企業研究してみた。
「そこで、全国24,000の郵便局ネットワークを基盤に、どこでも同一のサービスが享受できるユニバーサル・サービスを実現している点。さらに、他を圧倒する貯金残高の高さが示すお客さまからの信頼と、長い歴史の中で培った地域密着度の高さ、さらにその下で幅広いお客さま層に金融サービスを提供している点に惹かれて、ゆうちょ銀行を志望しました」と語る。

Story 1  仕事の基本姿勢や眼差しを
確立する。

自分の持ち分をしっかり
こなすことで、次が見えてくる。

市場を大きく捉えた視点で全体最適を目指す

金原が入行して最初に赴任したのは、埼玉県の南西部に位置し、さいたま市、川口市に次ぐ県内第三の都市・川越市だった。川越は、掛川の戦い以来の最古参三河譜代大名・酒井重忠が立藩した川越藩の城下町で、歴史的史跡や建造物も多く「小江戸」とも呼ばれている街である。
「最初に、首都圏の中でも人口増加数が顕著なこの街で、窓口サービス部に配属され、テラー業務を担当しました。年齢や職業構成なども様々な多くのお客さまと接する中で、貯金の受払をはじめ、国債や投資信託などに至る様々な金融商品を扱いました。そのおかげで、ゆうちょ銀行の商品構成やビジネスの仕組みを学ぶことができました」
さらに2年後の2012年には、窓口サービス部に加えてお客さまの資産運用などの相談役を担う渉外部を兼務した。
「この年に、地域全体を見渡すチーフ・リーダーを仰せつかりました。当行では、各店舗から選出された営業推進リーダーが、より広域な地域単位で結集した会議を実施しています。ここで、それぞれの地域特性や取組を加味しながら、お互いの協力体制を強化して、地域全体の業績アップを目指します。これは、自店だけの視野による部分最適ではなく、より大局的な視点に立って全体最適を進め、『地域全体でお客さまサービスの質的向上と、その結果としての業績アップを実現しよう』という狙いによるものです。チーフ・リーダーはこの会のとりまとめ役ですが、この大役を担ったおかげで、近視眼的視点に振り回されて一喜一憂するのではなく、目標や市場を大掴みして俯瞰する視点を身に着けることができた、と感謝しています」

業務の意味を考え完璧にこなす姿勢を大切に

「入行して、最初に窓口サービスを担ったおかげで、銀行業務全体の流れを把握し、さらに日々のお客さまとの応対を通じて、知識と情報量の拡大を図ることができました」と語る金原は、さらにこう続ける。
「しかし、処理に不慣れだった新人時代の私は、ミスやタイムロスを起こしてしまい、時にはお客さまからお叱りをいただくこともありました。そんな時にも、先輩や上司から『まず、その業務処理の意味や意義を考え、理解することが大切だ』と指導されました」
また、渉外担当になり「営業成績さえ上げていけば、事務処理は他の誰かがやってくれる」と考えていた彼は、上司から「営業は、業務という土台があって初めて開花するのだ」と教えられ、目が覚める思いだった。以降、事務処理の意味まで考えた上で丁寧にこなすスタンスを堅持し、この姿勢を後輩たちにも伝えていきたい、と考えている。

Story 2  融資の基本は、親身な
パートナーシップの構築から。

表面を見ただけでは、「本質」は分からない。

お客さまのマイホームの夢を支える

そして2013年、現在の支店に異動し、窓口サービス部社員としてローンサービス部も兼任。さらに翌2014年にはローンサービス部に異動、専任となった。人口約22万人を擁する上尾市は、埼玉県中東部に位置し、県から「彩の国中核都市」に指定されている街だ。
「ローンサービス部は、その名が示す通りお客さまへの融資業務を担当する部署です。融資は、金融サービス業の中で手数料収入などによる役務収益と並ぶ、利息収入の源泉であり、銀行にとって大きな収入をもたらす業務です」
住宅ローンの提供を担うこの部署に異動したものの、融資業務や不動産業務は、金原にとって全く未知の分野だった。
「入社5年目で、経験も知識もない新しいビジネス分野に携わることになり、当初ちょっと戸惑ったのも事実です。特に異動して最初の半年間は、まったく実績が上がらず、焦りを感じました」
新築/中古マンションや建売住宅の購入、あるいは一戸建て住宅の建築には大きな資金を要する。マイホームは人の一生の中でも最大の買い物であり、大部分の方が住宅ローンを組むことになる。
「住宅ローンはその商品の性質上、貯金や資産運用商品とは違って、受付から実行まで数日から数週間、場合によっては数か月間かかることもあります。したがって、お客さまと長いスパンで親身なおつきあいをしながら、マイホームの夢の実現を支えていく姿勢が大切です」

真の与信力を見据えて、返済計画を築く

金原は、「お客さまへの融資を実現するまで、お客さまにしっかり寄りそい続ける強い意志とモチベーションを維持することが大切だ」と語る。
普通どの会社でも、営業担当者同士はライバル視し合い、お互い成約のポイントとなるコツやノウハウについては隠す……大なり小なり、そんな『秘密主義』的な傾向があることは否めない。これに対して、ゆうちょ銀行には「店舗全体、エリア全体、さらに会社全体が一丸となって業績を上げよう」という、郵政省以来の伝統と社風がある。
「実際、なかなか業績が上がらない苦悩の渦中にあった私を救ってくれたのは、上司や先輩の方々の励ましやアドバイスでした」
ゆうちょ銀行は、現在はスルガ銀行の代理店としてローン業務を行っている。その中でも住宅ローンは特にユニークだ。他の金融機関は、勤務歴や年収など書類に現れた数字を基盤に審査を行うことが多い。これに対してゆうちょ銀行は、書類審査のみならず実際のお客さまへのヒアリングも行い、融資の可能性を追求するのである。
「私たちは、お客さまのマイホームの夢を実現するためのパートナーとしてお客さまとともに、お一人おひとりに即した無理のないライフプラン(返済計画)を設計して、融資を実行しています。私自身、お客さまの懐深くに飛び込み、親身なパートナーシップを築く姿勢の大切さが理解できるようになるのにしたがって、自然と実績もついてくるようになりました」

Story 3  お客さまとビジネスパートナーを架け橋し、
ローンで夢をカタチに変える。

自らの判断に自信があるからできること。

独自のノウハウと努力でローンの可能性を追求

先ほども、一般に住宅ローンは年収や勤続年数など、表面上の数字を基に審査を行い、与信力を判断するケースが多いと述べた。これは、万一のデフォルト(債務不履行)リスクを回避したいからだ。
「逆に言えば、ゆうちょ銀行がお客さまお一人おひとりの実情に沿って、書類だけでは分からない部分を見極めた上で融資の可能性を追求するのは、それを見極める眼差しに対する自信と誇りがあるからなんです」
例えば、定期的な収入が保証されていない職業のお客さまなどは、申告書類の数値だけを見ると、一般に融資が受け難い状況にある場合も見受けられる。
「しかし、実際にお会いしてお話を伺ったり、業界の周辺事情を調査したりする中で、より正確で有益な情報を収集することができるはずなのです。そんなノウハウと努力が、私たちの財産であり自慢なのです」
マイホームを計画しておられるお客さまの情報は、不動産仲介会社や、住宅メーカーからもたらされることが多く、これらのパートナー企業との連係プレーが成功のカギだ。
「私たちは、不動産会社がお休みの水曜日を非番で休暇として、お客さまとお会いする機会の多い土曜日に、出勤することもあります。また、お客さまが会社にお勤めの場合には、お会いできる時間帯が限られてきます。そこで、フレックス勤務で柔軟な対応を図っています」

決してネガティブな発言はしない

万一、仕事上のミスをした場合にも、決して言い訳をしないこと……それが金原のモットーだ。
「私は『でも』や『だって』は口にしない、と深く心に決めています。自分に非がある時には素直に謝ります。一方、そうでない場合には自分の意思をしっかり伝え、真実を提示する姿勢が大切なのではないでしょうか…。そこで『でも』や『だって』と言ってしまうと、例え自分に非がない場合にも『言い訳』として映ってしまい、せっかく築いた信頼が一気に崩れ去ってしまうかも知れません。お客さまやビジネスパートナーはもちろん、上司や先輩などに対しても、決して言い訳がましい物言いはしないように、自分自身に言い聞かせています」
彼は、いままで窓口サービス、渉外、ローンサービスを経験してきたキャリアと経験を生かし、将来は人材育成や後進の指導などの仕事を担いたいと考えている。
「上司や先輩、お客さまやパートナー企業様から学んできたことを体系的に整理し、それを後輩たちに手渡すことで、同時に自分自身のステージアップも実現していきたいのです」
金原の世界観は、何処までもポジティブだ。

日本郵政グループを知る

これまでに培ったお客さまとのつながりを大切にしながら、お客さまの人生のあらゆるステージでお役に立てる企業グループを目指します。

職種・仕事・社員を知る

日本郵政グループには、「総合職」、「地域基幹職、エリア基幹職、業務職・営業職」、および「一般職」の三つの採用区分があります。

キャリアモデル

日本郵政グループ各社の仕事は多種多様ですが、そのいずれにも共通していることは、この国のすべての人のために汗を流すという使命感であり、お客さま一人ひとりからの信頼こそがすべての仕事の源にあるという自覚です。働き方は生き方です。日本郵政グループでは、いろいろな支え方で、たくさんのプロフェッショナルが活躍しています。