Vol.2 キーワードで知る日本郵政

座談会総合職編

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私たちの就職活動

日本郵便内定者 浮田 苑香さん(左)/ ゆうちょ銀行内定者 大野 文香さん(中央)/ かんぽ生命内定者 藤森 光輝さん(右)
※取材時点の内定者(2019年4月新入社員)

「人生年表」や「アプリ」を活用した自己分析や他己分析を通して
自分自身を見つめ直すことが大切

— 就職活動の準備はいつ頃から始めましたか。

浮田
私は3年生の夏頃から始めました。私が所属していたサークルは1、2年生が中心となり活動しているため、サークル活動から少し手が離れたことをきっかけに、就職活動を意識しました。具体的には、興味のある会社のインターンシップ情報の収集から始めました。
藤森
私も同様ですね。3年生の夏に2社のインターンシップに参加しました。並行して、適性検査の対策を始めて、就職活動に備えていました。
大野
私は皆さんより少し遅い、3年生の12月頃からだったと思います。その頃はすでに友人たちが自己分析などの準備を進めていて、焦って尻を叩かれるようにして始めました。私が最初にしたことは、これまでの自分の経験を洗い出し、それを機に自分がどう変わったか、どう感じたかをまとめた「人生年表」を作ることでした。
藤森
「人生年表」はいいですね。就職活動の初期に重要なことは、自己分析だと思います。私はこれまでの成功体験・失敗体験を振り返り、「その時にどのようなことを考えて行動したか」「当時取り組んでいたことから何を得ることができたか」「そもそもなぜ取り組んだのか」などを考えました。自分のことを企業の方に迷いなく伝えるためはもちろんのこと、将来を考える上で今の自分を理解するためにも、自己分析はとても重要だと思います。また、自己分析を通して把握した自分の弱みを改善するために、今の自分にできることを考え実践しました。
大野
私も自己分析ばかりしていましたね。最終的には、自分自身を見つめ直して、一つひとつの経験を掘り下げていくことが大切だと感じました。その過程で、自分では気づかなかった価値観などが見えてくると思います。
浮田
そうですね。自己分析はもちろんですが、他己分析も大切だと思います。いかに自分自身を見つめ直したとしても、自分だけでは理解・把握できないこともあるかと思います。私は、家族や友人にヒアリングをしました。友人に聞く際には、自分に関する強みや弱みをアンケートで集められるアプリを利用して、意見を収集しました。周囲の人から集めた情報と今までの体験を結び付けることで、より自分を見つめ直すことができたと思います。
大野
私も友人15人くらいに「私の強みと弱み、それが発揮されたエピソード」をヒアリングしました。ヒアリングした内容を自分自身でまとめ、再度友人に聞いてもらう、その繰り返しでした。それにより、内容がよりブラッシュアップされたと思います。

「時間を無駄にしない」
積極的に質問する姿勢や、セミナーへの効果的な参加がポイント

— セミナーにはどれくらい参加していましたか?また、心がけていたことはありましたか。

藤森
説明会が解禁された3月は、ほぼ毎日セミナーに参加していました。関心のある企業や業界のセミナーはすべて参加しましたね。心がけていたことは、社員の方々に疑問や関心を抱いたことを必ず質問すること。特に業界に関することは、その業界の各企業に同じ質問をすることで、その企業の視点で回答をいだたくことができ、各企業の理解を深める際に非常に有効でした。
浮田
私の場合、合同企業説明会は、1~2回参加した程度ですが、学内説明会には期間中、ほぼ毎日参加していました。合同企業説明会はあまりにも人が多く、企業の印象が残りづらいことが否めませんが、学内説明会は大学という慣れた空間で、適度な人数で話を聞くことができます。学内で説明を聞き、興味を持った企業は、企業が主催するセミナーに参加するという流れをとっていました。心がけて実践していたことは、学内説明会で聞いた内容をノートにまとめ直すこと。このノートを持って企業のセミナーに参加し、新しい情報を追加していくという形で「企業分析ノート」を作成していました。
大野
私も合同企業説明会は、人が多くてあまり話を聞けなかった印象があります。一方で、幅広く業界を見ていたため、一気に多数の企業を知る際にはとても有効でした。3月~4月にかけては、様々な企業のセミナーにほぼ毎日足を運んでいました。セミナーに参加する際に心がけていたことは、「必ず一つは質問して帰る」ということでした。社員の方に直接会える機会ですし、「無駄にしないぞ」という気持ちで臨んでいました。
藤森
そうですね。セミナーで質問することはとても重要だと思います。各社のセミナーが集中する時期が終わると、すぐにエントリーシートの提出がラッシュになりましたよね。エントリーシートを書く際に、セミナーで感じたことや知ったことが役に立つので、その意味でもセミナーでは質問を積極的にすることをお勧めします。

面接はコミュニケーション
自分で考え、自分の言葉で伝える

— 面接はいかがでしたか。何か心がけていたことはあるでしょうか。

浮田
面接は苦労しました。最初の頃は、長所・短所や、志望動機などを自分の言葉で表現することが苦手でした。しかし、面接の経験回数を重ねるごとに、伝えたいポイントや、伝え方の工夫に気付きがありました。やはり面接は場数を踏むことが大切だと思います。また、もうひとつ面接では、説明会やホームページから受けていた企業の印象と、実際に面接した際の印象にギャップがあった企業が数社あったことを覚えています。私は、面接で実感したことを信じて就職活動を進めました。
大野
私は、限られた面接時間の中で、質問に答えなければいけないことに難しさを感じていました。つい話が長くなり、どこまで話せばいいのかわからなくなったこともあります。やはり簡潔に表現することが大切ですね。はじめのうちは、どうしても自分自身を取り繕って表現していました。しかし、それでは上手くいかないことが多かったため、素直にありのままの自分を表現することにしました。すると、肩の力を抜いて面接に臨めましたね。
藤森
面接は、コミュニケーションの一つと思うようにしていました。私も「質問に沿った回答ができているか」「話し過ぎずに簡潔に伝えることができているか」を常に意識して臨んでいました。

— 志望動機を上手く伝える際のポイントを教えてください。

藤森
私は、「その企業だからこそできることがある」「その企業で働くことで、自分の将来の夢や目標が実現する」ことを伝えるように意識していました。そのために、企業の経営計画や強み、社風などを徹底的に理解するよう心がけました。
浮田
企業への理解は不可欠ですよね。私は、その企業について勉強したことや、入社してから取り組みたいことに加えて、自分の今までの経験と結びつけ「志望する企業の事業に対して、自分がどのように貢献できるか」を伝えるように意識していました。
大野
自身のこれまでのエピソードも含めて話すと、説得力が生まれますよね。私も「この先自分がどうなりたいか」「なぜこの会社でなければならないのか」を順序立てて伝えるよう心がけていました。あとは、笑顔で活き活きと話すことも大切だと思います。

— 面接に関するエピソードを教えてください。

浮田
日本郵便の面接で、「郵便局の発展に取り組みたい」と志望動機を述べたところ、「利益を出すために具体的な方法はありますか」との質問をいただきました。当時の私には、一企業として利益を確保しなければならないという意識が欠けていたことに気付く機会になりました。その後大学で、企業で働く上での考え方を学ぶ講義を選択し、入社後に少しでも役立てるように勉強しています。
大野
就職活動を始めたばかりの頃の面接では、緊張から質問の答えに詰まることがしばしばあり、自信を失いかけたこともありました。しかし、面接の経験回数を重ねることでスムーズに話ができるようになりましたし、徐々に面接が楽しくなっていきました。ちなみにゆうちょ銀行の面接では、面接官の皆さんが本当に穏やかな方で終始楽しかったです。
藤森
私は、面接の際に面接者の方に自分の考えを正確に伝えることを意識していました。面接後は、質問の意図を振り返って、面接者が自分の何を知りたかったのかを考えるようにしていましたね。

就職活動は自分を見つめ直す時間
前を向いて、納得いくまで取り組む

— 就職活動を振り返って、今思うことは何ですか。
もし「失敗した」と思うことがあれば教えてください。

大野
就職活動期間は、情報共有や面接の練習、自己分析のサポートなどで友人と助け合うことができた貴重な時間だったと感じています。「失敗した」と思うことは、就職活動の開始時期についてです。もう少し早く、就職活動の準備に取りかかれば良かったと反省しています。私が本格的に始めたのは、12月でしたから。もっと早く始めていれば、もっと多くの出会いや発見があったと思います。
藤森
就職活動では、本当に多くの出会いがありますよね。私も就職活動中は多くの企業の方からお話を聞かせていただきましたし、自分の考えを明確に持っている信頼がおける友人・同期に出会うことができました。そうした出会いを通じて、就職活動中に自分を何度も見つめ直すことができたと思っています。短い時間ではありましたが、就職活動という場が自分を成長させてくれたとも感じています。一方で、大学での勉強や資格の取得にもっと力を入れたかったという反省もあります。
浮田
私が失敗したことは、体調管理です。3月ごろ一日に何社も説明会がある生活を送っていたため、緊張感と忙しさから体調を崩しがちでした。就職活動を一生懸命にやることはもちろんですが、もう少し自分の体力を考慮して、スケジュールを調整できたらよかったと思いいます。これから就職活動をされる方にも、この点は是非留意していただきたいです。体調を崩してしまうと、せっかく準備していた就職活動のスケジュールも変更を強いられかねません。十分に体調管理をして、就職活動に臨んで欲しいと思っています。

— 就職活動をしている方に向けて、アドバイスはありますか。

藤森
就職活動は、採用選考に応募した企業すべてから内々定をもらうためではなく、自分が入社したいと強く希望する企業から内々定をもらうために行うものだと思っています。「どのような企業で働きたいか」「どのような企業なら自分の力を発揮することができるか」といったことを、自己分析や業界研究などを通じて自分自身で正確に理解することこそが重要です。それが就職活動の成功につながっていると思います。
大野
私が就職活動を無事に終えることができたのは、周囲の友人や家族のおかげだと思っています。面接の練習や自己分析など、最初は照れがあるかもしれませんが、周りの人に頼るのは本当に大切だと思います。あとは、自分に素直に、正直に、笑顔で臨むこと。それが大事なポイントです。
浮田
“就職”というのは、人生の重要な転機です。その分周りも必死に活動するため、ある意味で闘いでもあり、体力的・精神的に辛いと感じることも少なくないと思います。でもその中で、少しでも楽しさを見出すことが大切。説明会の後は企業の近くにあるレストランでおしゃれなランチを食べるなど、どんなことでも良いので楽しみを作ることをお勧めします。

— 最後に、これから就職活動を迎える方にメッセージとエールをお願いします。

大野
正直なところ、私は就職活動中に辛い思いをすることも多々ありました。でもその辛さを乗り越えたからこそ、納得のいく形で、就職活動を終えることができたと思っています。就職活動のやり方やスピードは人それぞれです。周囲の人と比べるのでなく、自分のペースが大事。適度なリフレッシュを交えながら、ひたむきに努力すれば結果はついてくると思います。楽しみながら頑張ってください。
藤森
就職活動は人生の大きな選択につながるものなので、決して妥協せず、「これで失敗したら仕方ない」と思うことができるほど努力し、納得がいくまで取り組むことが大切だと思います。その結果、後悔のない充実した就職活動を行うことができると思います。頑張ってください。
浮田
就職活動を振り返ってみれば、自分を見つめ直す貴重な期間だったと実感しています。辛いことや大きな壁に突き当たることもあると思いますが、その経験はきっと大きな成長につながると思います。前向きに取り組んでいれば、きっと自分に本当に合っている会社と巡り会えるはずです。応援しています。

日本郵政グループ各社の事業概要

日本郵政グループ各社についてご紹介します。

日本郵政グループ各社の職種

日本郵政グループには、「総合職」、「地域基幹職・エリア基幹職」および「一般職」の三つの採用区分があります。
総合職とは「サービスや仕組みを自ら創り上げ、コントロールする仕事」、残る二つは主に「お客さまにサービスを提供する仕事」です。
ここでは、三つの採用区分の違いとそれぞれの仕事概要についてご説明します。

社員紹介

日本郵政グループには、「総合職」、「地域基幹職・エリア基幹職」および「一般職」の三つの採用区分があります。
ここでは各職種で活躍している社員をご紹介します。

キャリアモデル

日本郵政グループ各社の仕事は多種多様ですが、そのいずれにも共通していることは、この国のすべての人のために汗を流すという使命感であり、お客さま一人ひとりからの信頼こそがすべての仕事の源にあるという自覚です。働き方は生き方です。日本郵政グループでは、いろいろな支え方で、たくさんのプロフェッショナルが活躍しています。