社員紹介 総合職

総合委託運用部
2013年入社

中村 敬征

Takayuki Nakamura

人を知る

学生時代~入社まで

私が学生時代のほとんどを捧げたのは、大学から始めたストリートダンスでした。3年生のときには所属していたダンスサークルの代表を務め、約100名のメンバーをまとめていました。ダンス自体も非常に楽しかったのですが、一番の思い出は、年に一度行われるサークル公演をゼロから作り上げたことです。

仲間とともに舞台演出を考えると同時に、ホールの舞台監督や音響・照明の方々とサークルの代表として最前線で接し、内外の関係者と何度も打ち合わせを重ねながら公演を作り上げていきました。現在、仕事をするなかで、チームで何かをゼロから作り上げていくことや関係者との折衝に楽しさややりがいを感じているのは、このころにその土台が作られていたからなのだなと、今振り返って改めて思います。

プライベート

3年ほど前から、日本酒の美味しさに魅せられており、最近では週に一度は行きつけの日本酒居酒屋に通っています。日本酒は、2,000を超える蔵元から、10,000を超える銘柄が発売されており、そのなかから自分のお気に入りの銘柄を見つけられたときの喜びはひとしおです。同じ銘柄でも、年や季節によって全く違う表情を見せてくれるので、ずっと通っていても飽きることはありません。

また、ストリートダンスを大学卒業後も続けており、年に2回ほどはクラブイベントなどに出演して踊っています。本番直前には、有給休暇をもらって練習に明け暮れることもあります。

苦手な英語を克服し、
ニューヨークでの仕事を
やり遂げる

これまでで最も印象に残っているのは、当部に来て1年が経ったころ、一人でアメリカのニューヨークに出張に行かせてもらったことです。その出張の目的は、当行独自の投資手法や会計の方法について、現地の運用会社に対して説明を行うことでした。

私はもともと就職活動中に、「英語を使いたくない、海外に行きたくない」という不純な(笑)動機があり、自分の勝手な想像で、ゆうちょ銀行は外国語を使う場面が少なそうと考えていました。しかし、入社してみると、想像以上に英語を使わざるを得ないフィールドがあることに驚くとともに、人生何があるか分からないもので、英語・海外を毛嫌いしていたはずの私が、そのようなフィールドに身を置くようになったのです。とは言え、そんな私の英語力が高いはずもなく、しかし当然、出張先でのミーティングは全て英語です。出張が決まったときは辞退しようかと本気で悩みましたが、そんな私を出張に行かせるとの決断をしてくれた上司になんとか報いたいと、行くことを決意しました。

出張が決まってから出発までの3か月間は、しゃかりきになって勉強しました。昼休みも含め、プライベートの時間のほぼ全てを英語学習に費やしました。結果、流暢とまではいかないものの、なんとかミーティングを成立させることができるレベルの英語力が身につき、無事に出張を終えることができました。

この経験で、英語力だけでなく様々なことを学びました。何よりも、どんな困難でもやる気になればやってやれないことはないという、ありきたりな言葉ですが、それを身をもって実感できたことは、今後の私の仕事人生において大きな糧になったと思います。この先これ以上に大きな壁にぶつかるかもしれませんが、この経験を活かし、しゃかりきになって乗り越えていきたいと思います。

仕事を知る

お客さまから預かった約40兆円の
資産を、
委託先を介して運用

市場部門は、お客さまからお預かりした大切な資金を、市場で運用することによって収益をあげています。なかでも私の所属する総合委託運用部では、約40兆円もの資産を委託運用により運用しています。主な投資対象は外国社債です。

委託運用には、①運用会社の豊富なリソースを活用することで、自家運用では扱いきれないほどの多額の運用や、自家運用ではアクセスが難しい市場への投資が可能となる、②海外現地の運用会社を介して、海外のマクロ環境や個別企業に関する情報をリアルタイムに近い形でキャッチすることができる、などのメリットがあります。当行ほど大きな資産を扱う機関投資家においては、委託運用は必要不可欠な投資手法と言えます。

主な業務は、①投資方針の策定、②委託先となる運用会社の選定、③運用状況のモニタリングです。

①においては、市場のマクロ環境に関する見通しをもとに、世界に跨る様々な投資領域への資金配分等を策定します。②においては、運用会社とのミーティングや、過去の投資実績の詳細な分析を通じて、数多の運用会社の投資スキルを正確に判断し、委託先を選定します。③においては、保有するポートフォリオの状況を詳細に分析し、その後の投資方針を策定していきます。必要に応じて、海外現地の運用者と電話会議等を実施し、市場環境や運用状況・方針等について議論します。

いずれの業務も、運用会社と対等に渡り合えるだけの、豊富な専門知識・経験が必要となります。委託運用と言うと、「委託先に資金を預けるだけ」という印象があるかもしれませんが、上記のように運用のプロフェッショナルであることが求められています。

中村さんの

1週間のスケジュール

  AM PM
月曜日 海外時間のマーケット状況の確認、
海外でのミーティング内容の確認
新規投資に係る情報収集
火曜日 海外時間のマーケット状況の確認、
午後のミーティングに向けた内容確認
運用会社とのミーティング、
新規投資に係る資料作成
水曜日 海外時間のマーケット状況の確認、
取引先との週次電話会議
新規投資に係る資料作成、
翌月の運用方針の策定
木曜日 海外時間のマーケット状況の確認、
取引先からの照会対応
取引先との週次電話会議、
翌日のミーティングに向けた内容確認
金曜日 海外時間のマーケット状況の確認、
取引先とのミーティング
新規契約締結に向け、
契約書のレビュー
休 日 ダンス練習 日本酒イベント参加

社内外の専門家と協力しながら、
新たな投資手法
「ダイレクトレンディング」に
取り組む

私は現在、ダイレクトレンディングファンドへの投資を担当しています。ダイレクトレンディングとは、運用会社の運用するファンドが、銀行を介さず、中堅企業向けに直接融資を行うことを言います。日本では融資のほとんどは銀行により行われていますが、米国や欧州では、金融危機以降、このダイレクトレンディングが発達してきました。債券や株式などの伝統的資産と異なる新しい投資領域として注目度が高まっており、近年では日本の機関投資家からも投資が実行されています。当行では2018年に投資を開始し、新たな収益の柱として期待されています。

現在、5名のチームでダイレクトレンディングを担当しており、細かな分担はあるものの、チームメンバー全員が当プロジェクトの業務全体を担っています。主な業務内容としては、前述の投資方針の策定、委託先の選定やモニタリングの他、投資の枠組みの確立が大きなウェイトを占めています。ダイレクトレンディングは、これまでの伝統的資産と商品性が大きく異なること、日本の銀行からの投資の例がほとんどないことから、投資の枠組みをゼロから作り上げる必要があります。具体的には、会計・税務・法務の要件の確立等のため、社外の専門家(会計監査人・税理士・弁護士等)や関係会社と議論・折衝を行いながら、当行独自の枠組みを作り上げています。

このように、運用会社だけにとどまらない、様々な社外の関係者を巻き込みながら、社内外一丸となって当プロジェクトを進めています。様々な分野の専門知識や経験を蓄積すると同時に、社外との折衝能力を向上・発揮していける点が、この業務の醍醐味であり、やりがいがあると感じています。

若手であっても会社の
方針決定に関わり、
自分の考えを
現実にしていくことができる

当行で働く魅力は、若手を含め一人ひとりに任せられる仕事の幅が広いことだと考えています。私はこの執筆時点で入社7年目ですが、この程度の年次でも、社の代表として取引先に接することが頻繁にありますし、社の最高意思決定機関である経営会議に付議する案件の策定や資料作成を担うこともあります。自分で考え策定した案が社の業務として採用され、それが実現に向かっていく様を肌で感じられるのは、何よりも楽しく、誇らしいことだと感じています。他の企業に勤める大学時代の友人と情報交換をする機会がよくありますが、誰に聞いても、これほどの大企業でこれほどの裁量を与えてくれているところはありません。

仕事を任せられるということは、その仕事において一番のプロフェッショナルでなければならないということです。そしてキャリアを積むというのは、自身がプロフェッショナルだと言える幅をどんどん広げていくことだと考えています。現時点ではまだまだその範囲は狭いですが、今の業務を通じてその幅を広げ、お預かりしたお客さまの大切な資金を運用するという責任ある仕事の、より責任ある立場を担えるようになりたいと考えています。

私が仕事を進める上で心がけていることは、「筋が通らないことはやらない」ということです。当行では一人ひとりに任せられる裁量の幅が大きいという点を述べましたが、それは言い換えれば、一人ひとりの責任が大きく、常に説明責任がある、ということになります。自身がなぜそのように考え、どのような根拠に基づいてその行動をとったのか、いつ何時でも論理立てて説明できるように心がけています。同時に、自身の考えやその根拠を、常にチームで共有しながら上司の指示を仰ぎ、方向性を誤ってしまわないよう気を付けています。そうした積み重ねにより、チーム全体で(ひいては当行全体として)しっかりと筋が通った形で、1つのゴールに向かって突き進めると考えています。

金融業界は常に変革を続けています。そのため、この業界で働くには、常に新しいことにチャレンジし続けることが求められます。そのなかでも、銀行で働くには、お客さまの大切な資金をお預かりしているという責任ある立場で、銀行員としての矜持・正義感を持って働くことが求められます。責任のあるなかで新しいことにチャレンジするというのはとても大変です。そんな大変なことを、楽しみながら誇りを持って働ける環境が、当行にはあります。チャレンジ精神と責任感・正義感を持った人と一緒に働きたいと思います。

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日本郵政グループ各社の仕事は多種多様ですが、そのいずれにも共通していることは、この国のすべての人のために汗を流すという使命感であり、お客さま一人ひとりからの信頼こそがすべての仕事の源にあるという自覚です。働き方は生き方です。日本郵政グループでは、いろいろな支え方で、たくさんのプロフェッショナルが活躍しています。